研究実績の概要 |
因果推論技術にもとづいた個別化されたアルゴリズムを構築し、観察データを用いて性能を評価した。アルゴリズムはTomkins et al. arXiv:2008.01571をバイナリアウトカムでかつ、アクションの選択肢が多い状況に拡張したものを構築した。性能評価には、傾向スコアが既知であるbandit logと呼ばれるタイプのデータに対して有効なオフ方策評価のための因果推論技術である doubly robust estimator (Jiang and Li PMLR 48:652-661, 2016)を用いた。考案アルゴリズムでは保健指導に対する反応率が0.4%(95%CI: 0.2-0.9%)向上する可能性が示唆された。
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