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本研究は、労働者を対象とした生活習慣病予防に向けた保健指導の継続的支援において、相談者と支援者の相互作用を明らかにし、効果的な支援方法を示唆することを目的とする。 これまでの研究では、生活習慣病予防に向けた保健指導の初回面接における相談者と支援者の相互作用を検討してきた。しかし、保健指導は初回面接後も継続して行われることが多く、相談者の行動変容を促すためには、継続的な支援も重要であると考えられる。 本研究では、産業保健をフィールドとし、生活習慣病予防に向けた継続的な保健指導の場面における相談者と支援者の相互作用を捉えるため、研究協力に同意した5組の相談者・支援者を対象に、保健指導場面への参加観察と半構造化面接を実施し、データを収集した。半構造化面接は、保健指導終了後に相談者・支援者それぞれに行った。 収集したデータは、事例ごとに逐語録を作成し、質的記述的に分析した。具体的には、保健指導の中で相互作用に関係する場面や印象に残った場面に着目し、両者のやりとりとそれに伴う気持ち・考え・反応を抽出してカテゴリー化した。そして、個別分析で得られた結果を集約し、類似点と相違点の観点から検討を行った。 2024年度は、初回面接と継続的な支援における相互作用の相違点や類似点を比較し、相談者と支援者の関係性が継続的な支援を通じてどのように変化するのかに着目した。さらに、これまでの分析に加えて、相談者が継続的な支援の中で何を求めているのか、支援者が生活習慣改善に向けて支援のあり方をどのように変化させているのかを分析することで、相互作用の特徴をより深く捉えた。そして、それらの成果をもとに、論文投稿に向けた準備を進めた。
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