研究実績の概要 |
本研究の目的は、職場の対人間のCivilityに働きかけ、労働者間のコミュニケーションを改善・促進し、労働者の心身の健康の増進を図る介入プログラムである、Civility, Respect, and Engagement in the Workplace プログラム(以下CREW)について、Covid-19の感染拡大防止に伴う「働き方の新しいスタイル」に則して、以下の3点 1. オンラインCREWの開発(令和2年10-12月):ヒアリング調査、2. オンラインCREWの実施可能性の検討(令和2年度1月-3年度2月):介入研究による検討、3. オンラインCREWが労働者の心身の健康に関連したアウトカムに与える効果の検討(令和2年度3月-3年度2月):2. の介入にあたり、4時点(介入前、介入3ヶ月後、介入終了後、終了から3ヶ月後)のweb調査を実施することである。 令和5年4月現在まで、1. オンラインCREWの開発(令和2年10-12月):事前ヒアリング調査を終了し、オンラインCREWプログラムの内容に反映させ、新たにオンラインCREWを開発した。2. 3. オンラインCREWの参加企業を機縁法等にてリクルートし、令和3年度と4年度の各年度において、2つの企業のオンラインCREWの介入が完了した。令和5年度では、介入のデータ解析を行い、学会にて発表し、終了後のヒアリング調査も実施した。
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