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2021 年度 研究成果報告書

COVID-19による活動制限が高齢者のフレイルに与える影響と解決策の探索

研究課題

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研究課題/領域番号 20K23204
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関国際医療福祉大学

研究代表者

広瀬 環  国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助手 (50883005)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2022-03-31
キーワード新型コロナウイルス感染症 / COVID-19 / 地域在住高齢者 / フレイル / 社会活動制限 / 要支援・要介護高齢者 / 通所リハビリテーション
研究成果の概要

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による社会活動制限が高齢者に与えるフレイル
(虚弱)への影響を明らかにした.通所リハビリテーション利用の要支援・要介護高齢者で,緊急事態宣言中にサービス利用を中止する人は女性や歩行速度が速い人に多く,活動量が少ない,疲労感が強いなどのフレイルの兆候を示した.さらに地域在住高齢者の高齢者に対するコロナ禍のフレイル調査では,フレイル予防には地域活動,ロバスト(健康)への回復には趣味が重要であることが明らかとなった.研究活動スタート支援からの更なる長期的な追跡を基盤研究(C)にて行い,COVID-19収束までのフレイルにおけるフォローアップを実現する.

自由記述の分野

老年医学

研究成果の学術的意義や社会的意義

2020年より感染が拡大している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は,今もなお収束に至っておらず,長期的な生活の自粛は心身機能へ大きな影響を及ぼしている.特に高齢者において自粛生活長期化による生活不活発を基盤とするフレイル化およびフレイルの悪化とされる「コロナフレイル」が問題視されている.本研究の成果において,コロナフレイルにおける鍵因子を解明したことは,感染収束の目途がたたず,高齢者の心身機能に更なる影響を及ぼすことが予測される現状においての高齢者へのアプローチの一助となると考える.

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公開日: 2023-01-30  

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