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2021 年度 実施状況報告書

授乳期女性の骨密度減少量を予測するアルゴリズムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 20K23218
研究機関東北大学

研究代表者

川尻 舞衣子  東北大学, 医学系研究科, 助教 (70815852)

研究期間 (年度) 2020-09-11 – 2024-03-31
キーワード骨密度 / 骨粗鬆症 / 母乳育児 / 妊娠 / QUS / 生活習慣 / 栄養 / 身体活動
研究実績の概要

授乳期は、無排卵によるエストロゲン欠乏と母乳からのCa喪失により、骨密度は著しく減少
する。本研究の目的は、授乳期の骨密度減少量と回復時間の関連要因(年齢・授乳量・栄養・身体活動など)を特定すること、および授乳期の骨密度減少量と回復時間を産後早期に予測するアルゴリズムを構築することである。
2021年度は、研究計画の立案のため、妊娠・授乳期における骨密度減少の関連要因についてのシステマティックレビュー、および妊娠・授乳関連骨粗鬆症の有病率のメタアナリシスを実施した。このレビュー結果をもとに、運動学・栄養学・母乳育児専門家・女性ヘルスケア専門家とのミーティングを行い、研究計画を作成した。また、レビュー結果は学会発表および論文投稿に向けて、準備を進めている。
当初の計画では、2021年度は所属施設の倫理審査委員会に研究計画の承認を得て、妊娠期から授乳期にかけて約1年間の縦断調査を開始する予定であった。しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響により、医療施設内および大学構内の使用制限や、調査協力者である臨床看護師の負担増加、および研究代表者が産休・育休を取得することとなったため、調査の開始を延期することとなった。今後は2023年度より研究を再開し、新型コロナウイルス感染症の状況に応じた感染予防対策を講じるほか、研究補助員の雇用により調査の人員を確保するなどして、データ収集を進める予定である。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の影響および研究者の産休・育休取得による研究中断のため。

今後の研究の推進方策

2023年度より研究再開し、調査を開始する予定である。

次年度使用額が生じた理由

調査開始に遅れが生じたため、次年度以降の調査開始時に使用する予定である。

URL: 

公開日: 2022-12-28  

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