研究課題
研究活動スタート支援
本研究課題では病態に応じた個別化した新しい食事・運動療法を提案した。成果として、糖尿病診療での最新の血糖モニタリングシステムであるフラッシュグルコースモニタリング(以下FGM)とInternet of Things(モノのインターネット、以下IoT)端末を用いた食事・身体活動モニタリングの併用療法が血糖指標にあたえる影響を、無作為化臨床試験を開始することができた。臨床介入研究を引き続き行い、FGM、IoTを活用した糖尿病治療に資する結果が期待される。
糖尿病
糖尿病治療においてはインスリン注射を含む薬物療法を行っている患者でも、食事運動療法が重要である事には変わりは無い。しかし、食事療法、運動療法のモニタリングは患者、医療者ともに大きな負担がある上にその正確性に疑問が残る。負担が無く、正確な記録方法を血糖値のモニタリングと組み合わせる事でその有用性は大きく高まることが期待される。本研究課題を通して、質の高い臨床研究を持ってその有効性を検証する事が出来た。