研究課題/領域番号 |
20KK0011
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
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研究分担者 |
三河内 岳 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (30272462)
秋山 忍 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 名誉研究員 (50196515)
矢後 勝也 東京大学, 総合研究博物館, 講師 (70571230)
野下 浩司 九州大学, 理学研究院, 助教 (10758494)
竹田 裕介 北海道大学, 理学研究院, 博士研究員 (50838852) [辞退]
白勢 洋平 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 助教 (50793824)
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研究期間 (年度) |
2020-10-27 – 2024-03-31
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キーワード | シーボルト / 博物館標本 |
研究実績の概要 |
2022年度は新型コロナウイルスの問題が完全には解決しておらず、海外調査は限定的に行った。植物学はオランダ・ライデンのNaturalisを分担者が訪問し、現地調査を行うとともに、学会に参加しヨーロッパ各地からの参加者と情報交換を行った。Naturalisにおける標本管理は以前とは変更されている部分があり、コロナ禍後の状況把握を新たに行った。植物学分野の近年の成果は現在印刷中である。鉱物学・動物学は現地調査は行わず、オンラインでの情報交換や電子データを用いた研究を行った。鉱物学では、江戸時代に日本国内でシーボルトが鉱物標本を収集したことが、日本の鉱物学に関する学問的興味を生み出した原点であった。その後の明治期以降の鉱物学の発展に焦点を当てた特別展示を東京大学総合研究博物館で開催中である。2023年度はシーボルトコレクションに関する研究会議を開催予定の年であり、オランダ、ドイツの研究者と意見交換を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年度の前半はまだコロナウイルスの影響を受けており海外標本調査ができなかった。2022年度の後半から海外調査を開始した分担者もあるが、全体としては計画より遅れている。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度の夏以降に海外調査を本格的に実施する。
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次年度使用額が生じた理由 |
2022年度は依然としてコロナ禍の影響を受けて海外調査を十分に行うことができず、計画通りに予算を執行できなかった。未使用分は2023年度の調査研究に使用する計画である。
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