研究課題/領域番号 |
20KK0011
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐々木 猛智 東京大学, 総合研究博物館, 准教授 (70313195)
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研究分担者 |
三河内 岳 東京大学, 総合研究博物館, 教授 (30272462)
秋山 忍 独立行政法人国立科学博物館, 植物研究部, 名誉研究員 (50196515)
矢後 勝也 東京大学, 総合研究博物館, 講師 (70571230)
野下 浩司 九州大学, 理学研究院, 助教 (10758494)
竹田 裕介 北海道大学, 理学研究院, 博士研究員 (50838852) [辞退]
白勢 洋平 愛媛大学, 理工学研究科(理学系), 講師 (50793824)
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研究期間 (年度) |
2020-10-27 – 2025-03-31
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キーワード | シーボルト / 博物館標本 |
研究実績の概要 |
2023年度は、ドイツ、オランダの研究者とオンラインミーティングを通じた情報交換を行った。2023年9月にはドイツ・ビュルツブルクで国際シーボルト研究会議(International Siebold Research Conference)が開催され、日本側のメンバーはオンラインで参加した。本来であれば2023年度が本研究課題の最終年度となる計画であったが、2022年度後半まで新型コロナウイルスの問題により渡航出来なかったため遅れており、研究期間を1年延長することになった。植物学はドイツ・ミュンヘン、オランダ・ライデンの標本調査、鉱物学はオランダ・ライデンの標本調査、動物学はオランダ・ライデンとイギリス・ロンドンの標本調査について標本調査の総括を継続中である。植物標本は、シーボルトコレクション中のタイプ標本を特定する作業を行い報告論文を継続的に出版してきたが、タイプ標本の探索はほぼ完了した。鉱物標本は、ライデンのシーボルト標本のカタログ出版以降、ミュンヘン、ベルリンの鉱物コレクション中にシーボルト標本が含まれていないか探索してきたが見つかっておらず、標本の探索は完了したものと考えている。しかし文書資料の研究はまだ今後も進める必要がある。動物標本は、ライデンの標本については電子データの入力が進み、データベース化はほぼ完了したものと考えられる。ライデン以外ではロンドン自然史博物館の貝類コレクション中のシーボルト標本の探索は終わっていない。今後については、2025年度に開催予定の次回の国際シーボルト研究会議の開催を検討中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2022年度の後半までコロナウイルスの影響を受けており海外標本調査を実施することができなかった。そのため、2023年には研究の総括を出版することができず、研究期間を1年延長した。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度中に海外標本調査を実施し、研究成果の総括を出版する。
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次年度使用額が生じた理由 |
2022年度以前に計画していた海外標本調査が中止になり研究期間を延長したため、執行が当初計画より遅れており、次年度使用額が生じている。2024年度に海外標本調査を行い、執行予定である。
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