研究課題/領域番号 |
20KK0122
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分34:無機・錯体化学、分析化学およびその関連分野
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
深見 一弘 京都大学, 工学研究科, 准教授 (60452322)
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研究分担者 |
岡崎 豊 京都大学, エネルギー科学研究科, 助教 (20794465)
松本 歩 兵庫県立大学, 工学研究科, 助教 (30781322)
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研究期間 (年度) |
2020-10-27 – 2024-03-31
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キーワード | キラリティ / 金属ナノヘリックス / 半導体ヘリカルナノポア |
研究成果の概要 |
ボルドー大学の研究者らとのキラルナノ材料に関わる共同研究を推進した。特に時空間パターン形成のような自己組織化にもとづく金属ナノヘリックスや半導体ヘリカルナノポアなどの材料開発とその特性評価を進めた。具体的には、ポーラスアルミナをテンプレートとした合金電析による金属ナノヘリックスの自己組織化研究、Pt触媒により形成したSiのらせん状ナノポアからのフォトルミネッセンス測定、時間変化する円偏光スペクトルパターンの生成とその読み出しの3つの課題に取り組んだ。
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自由記述の分野 |
電気化学、物理化学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本国際共同研究プロジェクトでは、時空間パターン形成化学とキラル分子化学の境界領域の開拓を目指し、京都大学を中心とする国内グループとボルドー大学(フランス)の研究者との国際連携を推進した。コロナ禍の後、研究代表者や研究分担者の若手研究者、ならびに大学院生がボルドー大学を訪問し、実際に実験を進めることで特に若手研究者のエンカレッジにつながり、国際共著論文を複数発表するなど、高い評価を得た。
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