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陸域における最大の窒素プールである鉱物吸着態有機窒素の蓄積形態とその微生物による利用の分析に取り組んだ。成果として、有機窒素を吸着する鉱質成分である活性Al・Feの分布に与える、主要な土壌生成因子の影響を明らかにした。また、火山灰土壌の表層から下層にかけて、植生由来の有機成分（リグニン、多糖類等）が減少するとともに、微生物由来の窒素含有有機化合物が増加することを示した。さらに、活性Al・Feによって有機窒素の微生物利用が阻害されること、有機物による活性Al・Feの被覆が有機窒素の微生物利用性を高めることを示した。
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