本研究課題の中心的な内容は、イギリス・マンチェスター大学でのWatanabe Chika氏との共同研究である。2022年4月に渡航し、Watanabe氏と今後の研究について議論し、彼女がチリで進めてきた災害経験に対する語りの映像化およびゲーム化について意見交換を行い、11月には北欧緊急事態・災害研究学会で共同での口頭発表を行った。2023年4月の帰国までに2つの論文、2つの書評を公するとともに、Watanabe氏との共著を含む3つのbook chapterを執筆した。その後も、受け入れ研究者と継続的連絡を取りながら共同での論文等の執筆や研究助成金への応募などを進めた。
|