2023年度では、海外共同研究者が研究代表者の機関で在外研究をし、共に研究を行うことができた。2022年度の発表から得たコメントを基に論文を見直した。 2023年度でも引き続き、国際学会、ワークショップ、セミナーで発表をし、研究成果の普及とフィードバックを得ることに注力した。得られたフィードバックを基に、その間論文ドラフトを書き直し、新しい分析を加えた。 ディスカッションペーパーを加筆・修正した論文ドラフトを国際学術誌に投稿した。1次査読が終わり、R&Rの判断が出た。査読者のコメントには、研究代表者と海外共同研究者で対応できないところがあった。そこで、研究代表者の同僚で回帰分析手法の専門家である大山睦教授の協力を得て、論文を加筆修正して再提出した。現在2次査読が行われている。 一方で、2024年度も海外の研究者数名から、ディスカッションペーパーを読んで、共同研究をしたいという申し出があった。本研究成果がまずまずの評価を得ていると判断している。
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