基課題(研究課題:20H02054)では、次世代の蓄電システムとして注目を集めるフロー電池を対象として、トポロジー最適化を利用した新たな最適設計のフレームワークの構築を目指している。また、本フレームワークはフロー電池に限らず直接解くことが困難な設計問題への展開も可能であり、汎用的なフレームワークとして体系化できる見込みがある。その鍵となるのは、本フレームワークへの深層生成モデルの導入と確固たる数理基盤の構築にある。そこで、データ科学分野を専門とするテキサス大学オースティン校の研究者との連携により、基課題の飛躍的発展を目指し、設計工学とデータ科学の両分野を跨ぐ国際共同研究を実施した。
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