研究課題
新学術領域研究(研究課題提案型)
これまでよくわかっていなかった哺乳動物における脂質メディエーター、スフィンゴシン1リン酸(S1P)の細胞外放出輸送体の1つとして血管内皮細胞で働くSPNS2 を同定した。SPNS2 機能欠損マウスでは血液中へのリンパ球の遊走が阻害されることから、この輸送体に対する阻害剤が新しい免疫抑制剤となる可能性を示した。また、ABC 輸送体のノックアウトマウスの解析からABCA5 がアテローム性動脈硬化に関与する可能性を見いだし、オーファン輸送体の脂質輸送の新しい役割を提唱した。
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