研究課題/領域番号 |
21224010
|
研究種目 |
基盤研究(S)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
白濱 圭也 慶應義塾大学, 理工学部, 教授 (70251486)
|
研究分担者 |
本多 謙介 山口大学, 大学院理工学研究科, 教授 (60334314)
柴山 義行 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (20327688)
|
連携研究者 |
村川 智 慶應義塾大学, 理工学部, 講師 (90432004)
|
研究協力者 |
コガ アーロン 慶應義塾大学, 理工学研究科
立木 智也 慶應義塾大学, 理工学研究科
|
研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2015-03-31
|
キーワード | 低温物性 / 物性実験 / 量子凝縮系 / 超流動 / 量子相転移 / ジョセフソン効果 / 量子渦 / 量子臨界現象 |
研究成果の概要 |
本研究は、ヘリウム4をナノ空間に閉じこめて実現される「ナノスケール・ヘリウム」における新しい量子現象を系統的に探索解明すると共に、その超流動性を自在に制御する方法を確立して、様々な科学技術への応用研究を展開する。基礎的側面では、ナノ多孔体中4Heに見られる2つの量子相転移の発現メカニズムを完全に解明した。また、ナノポアアレイ中4Heの超流動性が、量子渦の発生に起因する特異な減衰を示すこと、グラフェン表面上4Heが多数の2次元固体相を有することを明らかにした。応用的側面では、超流動ジョセフソン素子の開発を目指し、ジョセフソン効果観測用デバイスと、第二音波を用いた超流動流速測定装置の開発を行った。
|
自由記述の分野 |
低温物理学
|