研究課題
基盤研究(S)
食道癌144例のエキソームシーケンスを実施し、SNPアレイおよび環境因子との三位一体解析を実施した。その結果、症例間においてアミノ酸置換を伴う突然変異が認められ、飲酒・喫煙消費量のみならず、ALDH2とCYP2A6遺伝子多型とも有意に相関した。またTP53、NOTCH1、MLL2などの突然変異を認めた。最終的にシグナル活性経路上において様々なゲノム変異、たとえば細胞周期、エピゲノム制御因子、NOTCH、PI3K経路等が散在していた。今回の包括的解析により新たな分子標的治療を含めた食道癌治療の方向性を明らかにした。
すべて 2013
すべて 雑誌論文 (4件)
Cancer Res
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Cell Res
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Increased Th17-Inducing Activity of CD14+ CD163low Myeloid Cells in Intestinal Lamina Propria of Patients with Crohn's Disease
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