動く視覚刺激の検出と統合に関わる神経機構の解明

2014 年度 研究成果報告書

• 研究課題/領域番号: 21240037
• 研究種目: 基盤研究(A)
• 配分区分: 補助金
• 応募区分: 一般
• 研究分野: 神経・筋肉生理学
• 研究機関: 京都大学
• 研究代表者: 河野 憲二 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40134530)
• 研究期間 (年度): 2009-04-01 – 2015-03-31
• キーワード: 神経科学 / 脳 / 視覚 / 眼球運動

研究成果の概要

本研究は、動く視覚刺激の検出と統合に関わる神経機構の解明ため、視覚システムの階層構造の中で視覚的運動情報が抽出、統合、出力されていく情報処理プロセスを明らかにすることを目指し、動物実験とヒトの心理実験を組み合わせて行った。サル大脳MT/MST野からニューロン活動を記録し、ニューロンの反応特性を調べた結果、MT野からMST野に情報処理が進むと、空間周波数特性が変化していき、視野全体の動きを処理することができるようになることが明らかになった。

自由記述の分野

神経科学