研究課題/領域番号 |
21240070
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
清水 康敬 東京工業大学, 名誉教授 (10016561)
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研究分担者 |
中川 一史 放送大学, ICT活用遠隔教育センター, 教授 (80322113)
堀田 龍也 玉川大学, 大学院・教育学研究科, 教授 (50247508)
森本 容介 放送大学, ICT活用遠隔教育センター, 准教授 (00435702)
小泉 力一 尚美学園大学, 芸術情報学部, 教授 (70406594)
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キーワード | インターネット / 情報教育 / 教員の指導力 / 情報安全教育 / 情報モラル / Web調査 |
研究概要 |
前年度に実施したインターネットを活用している保護者9,600名を対象にした調査の分析評価を行い、青少年の健全なインターネット活用に際して重要となる家庭におけるルール作りの具体についてまとめ、日本教育工学会で発表した。また、経年変化を調査するために、今年度は4,800名の保護者を対象にして調査と、小学校から中学校、高等学校までの教員を対象にした調査を行い、2,739名の回答を得た。その際、最近特に議論が活発になっている電子教科書に関する教員と保護者の考え方を調査し、両者の違いを評価している。 青少年が受けたトラブルの事例と対応例、健全なインターネット活用推進に関する実践例を調査した。また、Webによる研究成果サイトを構築するためのシステムによる提供を可能とした。さらに、保護者の判断を支援するためのWebシステムの開発を開発し、青少年の健全なインターネット活用を促進するために、学校教員の情報安全教育に関する指導力向上とインターネット情報に対する保護者の判断力を向上させるためのビデオモジュール(約3分)を13本制作し、ビデオサーバーから提供できるようにした。 英国と米国における同様な問題に対する現状調査と専門家との意見交換を行い、本研究の総合的なまとめ方について整理した。
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