研究課題/領域番号 |
21241014
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
小幡 範雄 立命館大学, 政策科学部, 教授 (70224300)
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研究分担者 |
森 裕之 立命館大学, 政策科学部, 教授 (40253330)
石原 一彦 立命館大学, 政策科学部, 教授 (80388082)
宮本 憲一 立命館大学, 政策科学部, 客員教授 (30046891)
平岡 和久 立命館大学, 政策科学部, 教授 (70259654)
村山 武彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (00212259)
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キーワード | 環境政策 / アスベスト / アジア / 公共政策 |
研究概要 |
本研究では、高い経済成長の下で大量にアスベストを消費しているアジア各国でのアスベスト災害・公害を研究対象として、学際的研究体系を構築し、包括的な検証を行うことを目的としている。平成21年度は本研究プロジェクトの初年度にあたり、対象フィールドであるアジア各国での訪問調査や研究者を招聘してのワークショップ等を順次進めて次年度以降での研究成果に向けての情報・研究交流の蓄積を行ってきた。 海外調査としては中国の北京や香港、台湾、タイ、インドネシアへと訪問し、各地での研究者、労働衛生や環境関連の行政担当者、被害者支援のNGOなどとの研究交流・ヒヤリング調査を実施した。国際ワークショップとしては韓国のカン・トンムク教授(釜山大学)らを招聘して実施し、またカン教授をコメンテーターとして迎えての日本環境会議尼崎大会第2分科会の実施も併せて行った(13.備考のURL参照)。 以上の調査・研究活動と並行して、アスベスト災害・公害をテーマとしての個々の研究分担者の専門分野における執筆論文があり、本年度の研究成果としては主にそれらが該当する。 次年度も引き続きの海外調査として、バングラディッシュ、ベトナム、インド等への訪問やすでに研究交流を持っている各国の研究者らを招聘しての国際シンポジウムの実施を行っていき、紀要『政策科学』アジア・アスベスト特集号(仮)として論文による研究成果の発表を予定している。
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