研究課題
基盤研究(A)
磁性有機分子のスピン状態や磁気異方性等のスピン物性と分子-基板界面の相互作用との関係を明らかにするために、金属表面に展開した鉄フタロシアニン分子をモデルケースとして研究を行った。走査トンネル顕微鏡による単一分子分光により、単一スピンレベルでのスピン検出を実現し基盤技術として確立した。基板との相互作用によりスピン状態が変わること、吸着による磁気異方性のスイッチング、近藤効果における吸着サイト対称性の重要性とSU(4)効果の実現、近藤効果とスピン間の相互作用が競合する2次元近藤格子の創成に成功した。
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