研究課題
今年度は、「研究の足場」をさらにかためる意味で、研究代表者並びに研究分担者の多くが所属する京都国立近代美術館が協力して、パリの日本文化会館で開催された展覧会「近代日本工芸-伝統と変革のはざまに」に連動するシンポジウム「東西文化の磁場」を、同展会期中(平成22年11月18日)に、同館において開催した。パネラーには本科研の研究代表者をはじめ、研究分担者5名が参加し、本科研のテーマについて活発な議論を展開することができた。この成果は、平成23年度に研究代表者が所属する美術館の研究誌にその成果を公表する予定である。本研究では、昨年度に続いて、展覧会とシンポジウムの開催という開かれた形式において研究成果を国内外に発表するという手法を採用している点が、特に本研究の顕著な特色であり、その成果を毎年研究誌に公表していることも意義深いと思われる。平成23年度も、研究代表者が所属する美術館の企画展において、こうした形式による研究成果の公表をすすめるとともに、さらにユニークな視点を設定し、本科研のテーマ「東西文化の磁場」にそくし、建築・デザイン・工芸の各ジャンルにおいてハイブリッドに交錯し合う様相について考察を深めてゆきたい。
すべて 2010
すべて 雑誌論文 (17件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (12件) 図書 (4件)
建築雑誌(日本建築学会)
巻: Vol.125-1608 ページ: 24-25
京都国立近代美術館研究誌『CROSS SECTIONS』
巻: 3 ページ: 44-53
國華
巻: 1382号 ページ: 40-41
James Elkins, James Elkins, Zhivka Valiavicharska and AAlice Kim eds., Art and Globalization
巻: Vol.1 ページ: 23-35
巻: 3 ページ: 102-109
アジア新時代の南アジアにおける日本像:インド・SAARC諸国における日本の現状と必要性
ページ: 161-194
巻: 3 ページ: 64-70
美学論究
巻: 26 ページ: 1-25
美術フォーラム21
巻: 23 ページ: 20-26
「ネイチャー・センス 日本の自然知覚力を考える」展図録、MORI ART MUSEUM平凡社
巻: 1 ページ: 124-135
「デザインの時代、アートの息吹 桑沢デザイン研究所+東京造形大学SO+ZO展」図録(平凡社)
巻: 1 ページ: 14-25
ユリイカ(青土社)
巻: 42巻10号 ページ: 162-166
巻: 3 ページ: 84-93
巻: 22 ページ: 6-13
巻: 第125集1608号 ページ: 34-35
日本建築学会計画系論文集
巻: 第76巻659号 ページ: 221-227
「松坂屋コレクション展」図録
ページ: 8-13