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2012 年度 実績報告書

東西文化の磁場―日本近代建築・デザイン・工芸の脱―、超―領域的作用史の基盤研究

研究課題

研究課題/領域番号 21242005
研究機関独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館

研究代表者

山野 英嗣  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 課長 (10280603)

研究分担者 尾崎 正明  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, その他部局等, 館長 (00113423)
稲賀 繁美  国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (40203195)
川島 智生  京都華頂大学, 現代家政学部, 教授 (60534360)
加藤 哲弘  関西学院大学, 文学部, 教授 (60152724)
河上 繁樹  関西学院大学, 文学部, 教授 (10224734)
中川 理  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (60212081)
並木 誠士  京都工芸繊維大学, 工芸科学研究科, 教授 (50211446)
廣田 孝  京都女子大学, 家政学部, 教授 (50298684)
前田 富士男  中部大学, 人文学部, 教授 (90118836)
増田 聡  大阪市立大学, 文学研究科, 准教授 (50325304)
藪 亨  大阪芸術大学, 芸術学部, 教授 (70133519)
新見 隆  武蔵野美術大学, 造形学部, 教授 (20318637)
出川 哲朗  公益財団法人大阪市博物館協会, 大阪市東洋陶磁美術館, 館長 (50373519)
松原 龍一  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 主任研究員 (40270491)
池田 祐子  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 主任研究員 (50270492)
小倉 実子  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 主任研究員 (70311214)
牧口 千夏  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 研究員 (90443465)
中尾 優衣  独立行政法人国立美術館京都国立近代美術館, 学芸課, 研究員 (00443466)
中川 克志  横浜国立大学, 都市イノベーション研究院, 准教授 (20464208)
研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワード東西文化 / 建築 / デザイン / 工芸 / 境界的作用史 / 総合芸術 / 日本近代
研究概要

本研究の最終年度にあたり、これまでの研究成果の最終報告のとして、研究代表者が編者となって、研究題目名「東西文化の磁場」を冠した書籍を国書刊行会より作成し、広く配布をした。本書には、本研究に関わるすべての研究者が執筆参加したわけではないが、科研費評定基準にも掲げられている研究成果を「社会・国民に発信する方法」として、書籍というかたちによって研究成果を発信できたことは意義深いものと思われる。
これまで4か年にわたる研究については、研究代表者が美術館に在籍していることもあり、展覧会並びに館内外において展覧会に連動するシンポジウム(国内外で5回開催)、そして各研究分担者による個別の発表(展覧会図録や雑誌等に掲載)などによって研究をすすめてきた。とりわけ展覧会並びにシンポジウムは、一般の来館者にも広く公開し、先にも掲げた評定基準にふさわしい研究発表の発信であると自負している。また、研究代表者が所属する京都国立近代美術館は、本年開館50年の記念の年を迎え、本年3月に開催した「50周年記念展」でも、本研究の研究成果を盛り込むことができた。内容については、研究代表者が本記念展でも中心的役割を果たし、展覧会図録に成果を公表している。
このように4年という長期において、国内のみならず、フランスとイタリアで本研究の中心テーマ「東西文化の磁場」を冠したシンポジウムを開催し、国際的な視野の中で研究を遂行できたことは意義深いことだと思っている。近年、とりわけ美術館においても事業予算が縮小されている中で、こうしたシンポジウムの開催が可能となったのも、科学研究費という特別予算があってこその成果であると痛感している。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (21件)

すべて 2013 その他

すべて 雑誌論文 (3件) 学会発表 (7件) 図書 (11件)

  • [雑誌論文] 新しき夢二像2013

    • 著者名/発表者名
      山野英嗣
    • 雑誌名

      花美術館

      巻: 30巻 ページ: 10~17頁

  • [雑誌論文] 1980年リンツ『フォーラム・デザイン』展とポストモダニズム2013

    • 著者名/発表者名
      藪亨
    • 雑誌名

      芸術文化研究(大阪芸術大学大学院芸術研究科発行)

      巻: 17号 ページ: 93~103頁

  • [雑誌論文] 世紀末転換期の〈植物表現〉-ユーゲントシュティールからモダンデザインへ2013

    • 著者名/発表者名
      池田祐子
    • 雑誌名

      言語文化(明治学院大学言語文化研究所紀要)

      巻: 30号 ページ: 145~160頁

  • [学会発表] 近代日本の日本画

    • 著者名/発表者名
      尾﨑正明
    • 学会等名
      「近代日本画と工芸の流れ 1868‐1945」展シンポジウム「東西文化の磁場」
    • 発表場所
      ローマ日本文化会館(イタリア)
  • [学会発表] 近代日本の工芸

    • 著者名/発表者名
      松原龍一
    • 学会等名
      「近代日本画と工芸の流れ 1868‐1945」展シンポジウム「東西文化の磁場」
    • 発表場所
      ローマ日本文化会館(イタリア)
  • [学会発表] 日本画家・竹内栖鳳の西洋風景画

    • 著者名/発表者名
      廣田孝
    • 学会等名
      「近代日本画と工芸の流れ 1868‐1945」展シンポジウム「東西文化の磁場」
    • 発表場所
      ローマ日本文化会館(イタリア)
  • [学会発表] 明治後半期の竹内栖鳳の活動-高島屋の海外万国博覧会への染織作品に注目して

    • 著者名/発表者名
      廣田孝
    • 学会等名
      第65回美術史学会全国大会
    • 発表場所
      国学院大学
  • [学会発表] ドイツにおける型紙の受容とモダン・デザインの誕生

    • 著者名/発表者名
      池田祐子
    • 学会等名
      「KATAGAMI Style もうひとつのジヤポニスム」展シンポジウム
    • 発表場所
      日仏会館ホール(京都)
  • [学会発表] 世紀末転換期の〈植物表現〉-ユーゲントシュティールからモダンデザインへ

    • 著者名/発表者名
      池田祐子
    • 学会等名
      明治学院大学言語文化研究所・明治学院大学文学部芸術学科・ドイツ語圏美術史連絡網主催シンポジウム
    • 発表場所
      明治学院大学
  • [学会発表] 装飾とフォルムに見られる日本と自然に関する言説-ドイツの世紀転換期を中心に

    • 著者名/発表者名
      池田祐子
    • 学会等名
      「装飾とデザインのジャポニスム」国際シンポジウム
    • 発表場所
      日本女子大学
  • [図書] 開館50周年記念特別展 交差する表現 工芸/デザイン/総合芸術2013

    • 著者名/発表者名
      山野英嗣
    • 総ページ数
      30頁~40頁
    • 出版者
      京都国立近代美術館(発行)
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      山野英嗣(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      37頁~61頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      河上繁樹(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      199頁~236頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      中川理(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      15頁~36頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      並木誠士(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      103頁~126頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      廣田孝(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      175頁~198頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      前田富士男(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      239頁~281頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      藪 亨(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      127頁~151頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      新見隆(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      63頁~100頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      池田祐子(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      153頁~171頁
    • 出版者
      国書刊行会
  • [図書] 東西文化の磁場 日本近代の建築・デザイン・工芸における境界的作用史の研究2013

    • 著者名/発表者名
      中川克志(山野英嗣編)
    • 総ページ数
      283頁~308頁
    • 出版者
      国書刊行会

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公開日: 2014-07-24  

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