研究課題/領域番号 |
21242026
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
佐藤 宏之 東京大学, 人文社会系研究科, 教授 (50292743)
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研究分担者 |
長崎 潤一 早稲田大学, 文学学術院, 教授 (70198307)
和田 恵治 北海道教育大学, 教育学部, 教授 (50167748)
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連携研究者 |
安斎 正人 東北芸術工科大学, 東北文化研究センター, 教授 (60114360)
出穂 雅実 首都大学東京, 人文科学研究科, 准教授 (20552061)
廣瀬 亘 北海道立地質研究所, 地域地質部表層地質科, 研究員 (30446364)
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研究協力者 |
山田 哲 北見市教育委員会, ところ遺跡の館, 学芸員
向井 正幸 旭川市教育委員会, 博物科学館, 学芸員
陳 全家 吉林大学, 辺疆考古研究中心, 教授
趙 海龍 河北師範大学, 泥河湾考古研究院, 副教授
ポポフ V.K. ロシア科学アカデミー・極東地質学研究所, 上級研究員
グラスコック M.D. ミズーリ大学, 原子炉研究所, 教授
ファーガソン J.R. ミズーリ大学, 原子炉研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | 考古学 / 先史学 / 黒曜石 / 流通・消費 / 環日本海 / 後期旧石器時代 |
研究概要 |
EPMA、hXRF、NAA法を用いて北海道の更新世遺跡出土黒曜石製石器の産地同定分析を行い、さらに既存の産地同定例を集成し出土パターンを解析した。同時に黒曜石生成の地質学的プロセスの実態解明と各産地産黒曜石の標準元素化学成分を確定して、考古学的産地分析研究の標準化を達成した。その上で、環日本海地域における黒曜石の消費と流通の実態を明らかにし、そのパターンに見られる画期から、更新世人類社会の動態を描き出した。
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