研究課題/領域番号 |
21243002
|
研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
田里 修 沖縄大学, 法経学部, 教授 (40179685)
|
研究分担者 |
森 謙二 茨城キリスト教大学, 文学部, 教授 (90113282)
矢野 達雄 広島修道大学, 法学部, 教授 (00136300)
奥山 恭子 横浜国立大学, 大学院・国際社会学研究科, 教授 (50214086)
林 研三 札幌大学, 法学部, 教授 (60218568)
牧田 勲 摂南大学, 法学部, 教授 (90209403)
|
キーワード | 沖縄近代法 / 土地制度 / 家族制度 / 親族制度 / 戸籍制度 / 地方制度 / 県令規 |
研究概要 |
研究代表者(田里修)の沖縄大学で2010年8月と2011年3月に研究会を行い、各自の研究調査の進捗状況の確認と方向性についての確認を行った。 那覇市歴史史料室において、昨年に続き「横内家文書」のマイクロ撮影と紙焼き製本化を行った。 研究代表者(田里修)は、近代編の年表作成に向けて、法令の検索作業を官報、法令全書などで進めることができた。 昨年、ようやく那覇法務局から石垣市の戸籍調査の許可をもらうことが出来た。この結果、今後、石垣市に追加のコピーをする準備ができた。 親族研究班(森謙二、林研三)は、8月と3月に竹富町小浜島の親族調査を前年に引き続き行った。 土地制度班(牧田勲)は、土地整理事務局の人事構成についての調査を進め、おおよその人事構成、それぞれの人物に関する調査を進めることが出来た。 地方制度研究班(矢野達雄)は明治期から大正期にかけての沖縄県地方制度に関する報告書、法案等の整理を行うとともに資料集作りに向けて準備を進めた。 地方制度研究班(青嶋敏)は、いくつかの沖縄県令規が収録された資料などの収集整理を行うとともに公布年月日などの正誤の確認作業を進めた。 家族、戸籍制度班(奥山恭子)は明治期の戸籍制度についての資料収集と分析を進めることができた。昨年、この間の研究成果を論文集の形でまとめる予定であったが、論文作成が遅れたことと、出版社との交渉がまとまらなかったため、次年度に持ち越すこととなった。
|