研究課題/領域番号 |
21243037
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研究機関 | 日本社会事業大学 |
研究代表者 |
大橋 謙策 日本社会事業大学, 社会福祉学研究科, 特任教授 (40060470)
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研究分担者 |
原島 博 ルーテル学院大学, 総合人間学部, 准教授 (10287823)
沈 潔 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (20305808)
大島 隆代 法政大学, 現代福祉学部, 助教 (70523132)
山口 幸夫 日本社会事業大学, 付置研究所, 特任准教授 (40440698)
秋元 樹 日本社会事業大学, 付置研究所, 特任教授 (20167844)
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キーワード | ソーシャルワーク / 災害 / ソーシャルワーク教育 / DSCAT |
研究概要 |
『アジア型ソーシャルワーク教育の標準化と国家資格の互換性に関する研究』は、平成21年度~23年度の補助事業研究であり、平成23年度はその最終年であった。 最終年度は、第1年度目にアジア諸国から要望のあった「災害とソーシャルワーク教育」について、とりわけ「災害とソーシャルワーク」の国際標準カリキュラムを作成することを研究する予定であったが、不幸にして「東日本大震災」が起きたこともあり、「東日本大震災」の支援にソーシャルワークはどう関われるのかを中心に、その実証的研究をすること変更した。 我々研究グループは、阪神淡路大震災、新潟中越地震、四川大地震等に学びつつ「災害被災後のステージとそのステージ毎に求められるソーシャルワーク機能」について研究してきたが、「東日本大震災」ではそれらの研究をソーシャルワークの専門職能団体、社会福祉系学会等が参加して構成されているソーシャルケアサービス従事者研究協議会と協働し、2ヶ月に一回開催される研究協議会で実証的に行なってきた。 また、平成23年11月2日には、「災害時の生活支援、生活再建におけるソーシャルワークの役割と課題」と題するシンポジウムをJICA研究所で開催した。シンポジストとして被災地のソーシャルワーカーと全国のソーシャルワークの職能団体の代表に参加・報告をしてもらった。その報告書は、平成24年3月に刊行され、職能団体、福祉系大学等の関係者に配布した。 この他、研究代表である大橋謙策が平成24年3月24日、仙台市で行われたシンポジウムで基調講演を、3月25日にはソーシャルケアサービス従事者研究協議会、社会福祉系学会連合、福祉系大学経営者協議会共催のシンポジウムで基調報告を行う等研究成果を発表した。この他、分担研究者も所属大学の紀要や先に挙げたシンポジウムで報告している。
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