研究概要 |
1. Guestは可積分系に関連した幾何学とトポロジーの研究(特に量子コホモロジーとtt*幾何学)を行った。論文"Differential equations aspects of quantum cohomology"(M. Guest)と"The tt*structure of the quantum cohomology of CP^1 from the viewpoint of differential geometry"(J. Dorfmeister, M. Guest,W. Rossman)を完成した。台湾国立大学のC. -S. Linとの共同研究では、射影空間の量子コホモロジーによるToda格子の解の存在を証明した。その一般化としてtt*-Toda格子を導入した。Mannheim大学のC. HertlingとMuenchen工科大学のJ. DorfmeisterとTERP構造と微分幾何学の共同研究を始めた。 2. 2009年5月15日首都大学東京において、研究集会"New Aspects of Surface Theory"の開催委員を、また、首都大学東京(秋葉原サテライトキャンパス)での"秋葉原微分幾何セミナー"を、2009年6月1日には、J. Dorfmeister等を、同じく11月3日に開催した"秋葉原微分幾何セミナー"には、C. Olmos等を招いて、双方の開催委員を務めた。 2009年11月5日-6日東京大学IPMUにて研究集会"Quantizations, integrable systems and representation theory"の開催委員を務めた。 3. 2010年1月7日-10日University of Manchester, (UK)にて、UK-Japan Winter School 2010 "Integrable Systems and Symmetry"の開催委員を、2010年3月21日-23日台湾国立大学(台湾)、にて2nd TIMS-OCAMI Joint International Workshopの開催委員を務めた。
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