1.Guestは可積分系に関連した幾何学とトポロジーの研究(特に量子コホモロジーとtt*幾何学)を行った。主な結果として台湾国立大学のC.-S. Lin との共同研究では、以下の共著論文を完成した。 (1) Isomonodromy aspects of the tt* equations of Cecotti and Vafa I. Stokes data (2) Some tt* structures and their integral Stokes data 特にtt*-Toda格子の解のモノドロミーデータ(Stokes行列等)の計算を終了した。Mannheim大学のC. Hertlingとの共同研究では、rank 2であるTERP構造の分類の研究が進展した。特にモジュラィ空間を発見した事は大変意義がある。 2. 2012年10月20日-22日 国立台湾大学「Workshop on Integrable Systems and Geometric PDEs」、2012年12月7日-8日 早稲田大学「Workshop on Curve flows and integrable systems、2013年1月25日-29日慶応大学「UK-JAPAN MATHEMATICAL FORUM on Algebraic Geometry and Symplectic Geometry」、2013年3月25日-27日大阪市立大学「The 5th OCAMI-TIMS Joint International Workshop on Differential Geometry and Geometric Analysis」を開催した。また、このプロジェクトの研究協力者として、Alexandre Its、Elizabeth Its夫妻(Indiana University)を招聘した。
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