研究課題/領域番号 |
21244005
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
河内 明夫 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00112524)
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研究分担者 |
金信 泰造 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00152819)
森内 博正 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 特任助教 (20453128)
田山 育男 大阪市立大学, 大学院・理学研究科, 数学研究所員 (00382036)
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キーワード | 結び目理論 / トポロジー / 双曲幾何 / 可積分系 / 数理モデル / 領域選択ゲーム |
研究概要 |
本研究と密接に関連した会議開催実績は以下の通りである。大阪市立大学数学研究所、韓国慶北国立大学BK21・釜山国立大学BK21合同の第5回大学院学生ワークショップは第3回KOOK-TAPU合同Seminarとの同時開催により、7月25-29日の間、大阪市立大学学術情報センター10階(杉本キャンパス)で開催された。それに先立つ5月25-29日の間、Intelligence of Low-dimensional TopologyがOCAMI後援の下、京都大学数理解析研究所で開催された。東北結び目セミナーは10月14-16日の間、東北大学片平キャンパス金属材料研究所講堂(14日),さくらホール(15、16日)で開催された。研究集会4次元トポロジーは、11月7-9日の間、広島大学理学部で開催された。研究集会結び目の数学IVは、12月24-27日の間、東京女子大学24号館(安井てつ記念ホール)で開催された。日本・中国・韓国の国際会議The 8th East Asian School of Knots and Related Topicsは、1月9-12日の間、韓国科学技術院(KAIST)で開催された。KOOKセミナー、第48回トポロジー新人セミナー(8月11-14日、駒鳥山荘)、研究集会Hurwitz action(1月28-29日、大阪市立大学学術情報総合センター文化交流室)への参加支援も行った。これらの会議を通して研究代表者・研究分担者、連携研究者をはじめとした多数の結び目関連研究者、トポロジー関連研究者の数多くの研究成果の発表が行われた。広範な結び目理論研究を大阪市立大学数学研究所の21世紀COEの実績の基礎の上に立って全国規模で教育・研究両面で繰り広げようという当研究の目的は、このようにして着実に実行された。研究代表者・分担者は結び目、空間グラフ、曲面結び目、キャンドル、3次元多様体の数え上げ等で多くの新知見を得た。結び目理論を応用した領域選択ゲームに関して、2件の特許申請も行った。
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