研究分担者 |
高木 周 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (30272371)
杉山 和靖 東京大学, 大学院・工学系研究科, 特任准教授 (50466786)
杵淵 郁也 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教 (30456165)
小笠原 紀行 大阪府立大学, 工学研究科, 助教 (00552184)
一柳 満久 上智大学, 理工学部, 助教 (00584252)
竹内 伸太郎 大阪大学, 大学院・工学研究科, 准教授研究員 (50372628)
葭仲 潔 独立行政法人産業技術研究所, ヒューマンライフテクノロジー研究部門, 研究員 (90358341)
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研究概要 |
以下の4つの項目について成果が得られた. (1)分子動力学シミュレーションの結果を直接利用して,粗視化粒子による散逸粒子動力学シミュレーションのための数理モデルを新たに構築した.(2)面活性剤が気泡の3次元運動に与える影響に関して,詳細な実験を通して気泡運動のモデリングを行った.(3)気泡の合体・反発に対する表面活性剤の影響を評価するため,境界適合格子を利用した詳細な数値計算を実施し、気泡が反発するには活性剤吸着によるマランゴニ効果と界面変形の影響が重要であることを示した.(4)マイクロバブル生成用に特化した形状のマイクロチャネルを設計し,直径6 mのマイクロバブルの生成に成功した.さらに,高速マイクロPIV新たな計測システムを構築し,気泡生成に重要となる知見を得た。また,将来のDDS利用に向けて,有機相をコーティングするための新しいチャネルを開発し,気泡表面に有機相をコーティングすることに成功した.
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