研究課題
基盤研究(A)
まず、岩石の物理的風化に伴う剛性喪失と強度劣化のプロセスを再現するため、特殊な実験装置を製作して浸水と凍結と過熱を繰り返し、剛性低下と強度劣化の相関関係を研究した。それに基づき風化岩盤からなる脆弱かつ不安定な斜面の危険度を実用的に評価することを目的として、国内およびパキスタンの斜面災害地で現場斜面で強度および剛性の調査を行った。これらをもとにして、年々進行する風化の状況を簡便に追跡し、強度が臨界状態に達することを検知して具体的な防災作業が開始できる方法を提案した。
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Journal of Harbin Institute of Technology
巻: 16 ページ: 6-11