研究分担者 |
角田 誠 首都大学東京, 都市環境科学研究科, 教授 (10180035)
岡部 明子 千葉大学, 大学院・工学研究科, 准教授 (70361615)
藤田 香織 東京大学, 大学院・工学系研究科, 准教授 (20322349)
広田 直行 日本大学, 生産工学部, 教授 (00277394)
池田 靖史 慶應義塾大学, 大学院・政策・メディア研究科, 教授 (20296768)
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研究概要 |
平成23年度は,前年度までA~Dグループで行ってきた調査等の活動を継続するとともに,研究内容の統合化として、(1)ワークショップを台湾にて、(2)合同調査を関西地方にて実施した. (1)台北科技大・耐震改修WS(11/21~11/24) 台北科学技術大学にて,耐震改修に関するWS(11/21)を実施.日本側からは,過去3年間の耐震改修事例調査に関する研究成果の発表を行い,台湾側からはおもに,1999年集集地震後に行われた学校建築及び商業施設の耐震改修事例の紹介が行われた.その後,現地の研究者との意見交換を行った.11/22-24には,1999年台湾集集地震の被災地を調査するとともに,南投市を中心に震災後の改修事例の調査を行った.また,改修に携わった技術者に対するヒアリングを行いその結果を報告書としてまとめた. (2)関西改修事例合同調査(3/15~3/17) 京都・大阪を中心として既存建築物の(耐震)改修事例の現地調査を行った.京都では,1995年兵庫県南部地震以降に行われた町家の耐震・防火改修事例,および大正時代に建設された料亭旅館を結婚式場に改修した事例の調査を行った.大阪では,豊崎にある大正時代に建設された長屋を耐震改修した事例を,また大阪市内にある商業施設をホテルに改修した事例の調査を行い,設計者・居住者に聞き取りを行った. 上記の結果をまとめて報告書を作成するとともに,研究成果の公表方法について議論を行った.
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