研究課題/領域番号 |
21246121
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
久保井 亮一 大阪大学, 名誉教授 (40029567)
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研究分担者 |
島内 寿徳 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 助教 (10335383)
馬越 大 大阪大学, 大学院・基礎工学研究科, 准教授 (20311772)
吉本 誠 山口大学, 医学系・研究科 (80322246)
塩盛 弘一郎 宮崎大学, 工学研究科, 准教授 (80235506)
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連携研究者 |
後藤 祐児 大阪大学, 蛋白質研究所, 教授 (40153770)
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研究期間 (年度) |
2009 – 2011
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キーワード | メンブレン・ストレスバイオテクノロジー / LIPOzyme / 生体膜 / 人工酵素 / バイオリアクター |
研究概要 |
リン脂質ニ分子膜からなる閉鎖系小胞であるリポソームを生体膜モデルとして用い,リボソーム膜上におけるAβ/ Cu錯体の結晶形態(多形)と触媒機能を体系的に解析した.リポソーム膜の酸化損傷状態がアミロイドの形態に顕著な影響を与えると共に,酸化反応の触媒活性の制御にも関与している事が明らかになった.ペプチド断片をリポソーム膜上に提示した触媒材料(LIPOzymeと定義)を比較系とした実験により, Aβ/ Cu錯体の触媒活性の制御機構を明らかにした.このような機能を透析モジュールと組み合わせる新規なリポソーム充填法を開発し,生体膜異常化の診断/正常化を制御するシステムの開発が原理的に可能である事が示された.
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