研究課題
太陽風の運動エネルギーを利用した宇宙機推進(磁気プラズマセイル推進)実現可能製を追求するため、磁気プラズマセイル推進の推力特性を評価可能な「磁気プラズマセイル地上実験シミュレータ」を開発している。これは、直径約2mの大型真空チャンバ中に設置される大口径高速高密度プラズマ風洞と、従来型より高出力な磁気プラズマセイル模型、の2つを特徴としたスケールモデル実験システムである。平成21年度は、真空チャンバならびに大口径太陽風シミュレータを開発した。また、磁気プラズマセイル地上実験シミュレータの本格運用に備えて、磁気セイルを模擬するための定常作動型コイルの設計と試作、ならびに、推力スタンドの設計と試作を実施し、コイル設計の妥当性や推力測定精度等を評価した。このような地上実験シミュレータの開発と並行して、磁気プラズマセイルの推力モデルの構築、数値シミュレーションツールの整備を進めている。更には、磁気プラズマセイルによる外惑星探査ミッションの概念検討や、磁気セイルの発展形として期待されるMag-Tetherの検討を実施した。
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