研究課題
基盤研究(A)
鱗翅目昆虫と寄主植物の間には特異的な関係がある。クワには有毒の糖類似アルカロイドが含まれており、クワ食の昆虫は、毒性を克服する必要がある。クワ食のカイコ・ウスバクワコ等と、近縁の非クワ食昆虫であるイチジクカサン等を対象にして、アルカロイドの標的となる中腸スクラーゼの機能を比較した。その結果、クワ植昆虫では耐性型スクラーゼの活性が他よりも高く、それは遺伝子の転写量が多いためであった。また、クワに含まれるフラボノイドの代謝に関与する重要な遺伝子を発見した。
すべて 2012 2011 2010 2009
すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件) 学会発表 (23件)
Naturwissenschaften
巻: Vol.99、No.3 ページ: 207-215
Journal of Insect Science
巻: Vol.12、No.49
http://insectscience.org/12.49/
Genetica
巻: Vol.139、No.10 ページ: 1323-1329
Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America
巻: Vol.108、No.44 ページ: 18038-18043
FEBS Journal
巻: Vol.277、No.21 ページ: 4452-4463
巻: Vol.107、No.25 ページ: 11471-11476