研究課題
基盤研究(A)
我々は新たな膵β細胞株MIN6-Kを樹立した。複数の細胞株を単層培養し、インスリン分泌を比較したところ、MIN6-K8細胞はグルコースとcAMP産生ホルモンであるインクレチンに応答するのに対し、MIN6-K20細胞はグルコースだけに応答した。しかしMIN6-K20細胞を3次元構築(偽膵島)するとインクレチン応答性は正常膵島レベルまで誘導された。また3次元構築は膵腺房細胞からの膵β細胞への分化転換に必要であった。したがって膵β細胞の3次元構造は高次システムとしてのインスリン分泌能の発現に重要であることが示された。
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