| 研究課題/領域番号 |
21249091
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| 研究機関 | 愛知学院大学 |
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研究代表者 |
千田 彰 愛知学院大学, 歯学部, 教授 (80097584)
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| 研究分担者 |
荒木 孝二 東京医科歯科大学, 医歯学教育システム研究センター, 教授 (70167998)
横瀬 敏志 奥羽大学, 歯学部, 教授 (90245803)
吉嶺 嘉人 九州大学, 歯学研究科, 准教授 (80183705)
西谷 佳浩 岡山大学, 医歯(薬)学総合研究科, 准教授 (60325123)
新海 航一 日本歯科大学, 新潟生命歯学部, 准教授 (90147843)
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| キーワード | レーザー / MI / 予防 / 接着 / 骨再生 |
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| 研究概要 |
1.歯質の脱灰抑制効果獲得
(1)ナノサイズの粒径をもつアパタイトを塗布した後にレーザーを照射することで、象牙質表層ならびに象牙細管内にアパタイトを比較的強固かつ広範囲に熔着することが出来ることを確認した。これは従来の方法と比較してより積極的な歯質の強化が可能であることが示唆された。
(2)フッ化物濃度が歯根面の耐酸性に及ぼす影響についてヒト抜去歯を用いて検討した結果、歯根面に対するフッ化ナトリウム液の応用は脱灰抑制効果があることが判明した。
(3)CO_2レーザー(1W)を用いてH_2O_2の蒸散を行うシリカコーティング法の効率化を図るために、H_2O_2濃度、量を検討した結果、30%H_2O_2の1分毎の交換は効率的な方法であることが示された。
2.低侵襲の象牙質切削方法開発とレジン接着性向上のための基礎研究
(1)ArFエキシマレーザー照射後の象牙質表面のコンポジットレジン接着引張強さは、無処理の象牙質面より大きくなり、ボンディング処理を行う事でさらに向上した。
(2)象牙質粉末を用いて、ErYAGレーザーを4.15cm^2に100mJのエネルギー密度で0,10,20,40,80秒間照射した。その結果、照射時間依存的に象牙質コラーゲン分解酵素活性は低下した。
3.炭酸ガスレーザーの光力学的効果が骨再生に及ぼす影響
歯髄細胞と骨細胞における、メカニカルフォースが及ぼす作用について検索した。象牙芽細胞においては矯正力とレーザーによる窩洞形成の刺激が、また骨組織では骨細胞に及ぼす各種レーザー照射の刺激がどのように伝達されるかをSOSTO遺伝子、Wntシグナル経路を指標に検索した。
4.組織深達型レーザー麻酔と浸潤麻酔併用による効果的麻酔法の確立
半導体レーザー(P-Laserパナソニック)を、1W RPT Duty比10%の出力で1分間歯頚部に照射したところ、有意な温熱閾値の上昇効果、知覚過敏抑制効果が得られた。
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