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2010 年度 実績報告書

症型分類(治療難易度)に基づく補綴治療の診療ガイドラインの策定と妥当性の検証

研究課題

研究課題/領域番号 21249092
研究機関北海道医療大学

研究代表者

平井 敏博  北海道医療大学, 個体差医療科学センター, 教授 (80014273)

研究分担者 馬場 一美  昭和大学, 歯学部, 教授 (80251536)
秀島 雅之  東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 講師 (50218723)
小林 博  新潟大学, 医歯学系, 准教授 (00225533)
鱒見 進一  九州歯科大学, 歯学部, 教授 (70181659)
越野 寿  北海道医療大学, 歯学部, 教授 (90186669)
キーワード歯学 / 補綴歯科治療 / 症型分類 / 診療ガイドライン
研究概要

本研究の目的は、従来、経験的あるいは主観的な判断のもとに評価されていた欠損補綴歯科治療の難易度(症型分類)について、補綴歯科治療の診療ガイドラインを策定し、その妥当性を検証することである。本研究の遂行により、エビデンスにもとづいた診療ガイドラインに則った補綴歯科診療の実施が可能になることは、診療の質および安全性の向上と効率化につながることは疑いもなく、患者のQOLの向上に大きく貢献できると考える。
本年度は、まず昨年度に策定した研究実施計画書に基づき、引き続き術前データを採取した。平成22年7月28日にすべての施設での連続サンプリングを終了し、最終的に422名の解析対象サンプルを得た。次にベースラインでの解析対象患者と術者の基礎データについて分析を行ったところ、患者因子の欠損歯数ならびに精神心理学的評価、ならびに術者因子の主観的難易度判定が口腔関連QOLの低下との間に有意な相関が認められた。さらにこれらと並行して、補綴歯科治療に関する高いレベルのエビデンスを文献検索により国内外で収集することも継続して行った。また、研究プロジェクトを円滑にすすめるために、多施設臨床研究に参加する各施設の代表者との会議を適宜開催し、進捗状況の確認と問題点の話し合いを行った。本研究は、前向きコホート研究であることから、次年度も引き続き補綴治療後の術後データを採取し、術前と術後のデータに対して多変量解析による分析を行い、症型分類および治療内容に応じた短期予後の予測因子を解明することを目指していく。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] Effects of a specialty for prosthetic treatments on the improvement of QOL and mastication performance in partially dent ate patients2010

    • 著者名/発表者名
      會田英紀
    • 学会等名
      平成22年度日本補綴歯科学会東京支部学術大会
    • 発表場所
      昭和大学上條講堂(東京都)
    • 年月日
      2010-10-16

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公開日: 2012-07-19  

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