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2012 年度 実績報告書

「看護の教育的関わりモデル」を活用したアクション・リサーチとモデルによる介入効果

研究課題

研究課題/領域番号 21249096
研究機関日本赤十字北海道看護大学

研究代表者

河口 てる子  日本赤十字北海道看護大学, 看護学部, 教授 (50247300)

研究期間 (年度) 2009-04-01 – 2013-03-31
キーワード患者教育 / 教育的関わり / アクション・リサーチ / 生活者 / 看護 / とっかかり/手がかり言動 / 直観的解釈 / 治療の看護仕立て
研究概要

研究目的は、第1に患者教育のための看護実践モデルである「看護の教育的関わりモデルver.6.1」を用いたアクション・リサーチを行い、モデルの適用、および看護職の患者教育に対する認知・態度・行動の変化とそのメカニズムを明らかにすることである。第2に「看護の教育的関わりモデルver.6.1」を構成する中心概念の1つである「生活者としての事実とその意味のわかち合い」を介入内容とした無作為化比較臨床研究を行い、「看護の教育的関わりモデル」が、看護師および患者の意識および行動に変化をもたらすかどうかを明らかにすることである。
最終年度の今年度は、目的1に関して、駿河台日本医科大学病院)・名古屋(名古屋記念病院)・福岡(九州大学医学部附属病院)の3施設で実施したアクション・リサーチを24名のメンバーで分析した。その結果、患者教育に対する認識変化、日常ケアで積極的関わりへの行動変化等が認められた。看護系雑誌にアクション・リサーチ4論文を投稿準備している。また、モデルの適用、看護職の患者教育に対する認知・態度・行動の変化とそのメカニズムに関しては、引き続き分析をつづけ、モデルは、定義を明示するための検討に入っており、その結果、モデルはver.6.1から「看護の教育的関わりモデルver.7.0」に改定された。
目的2の「生活者としての事実とその意味のわかち合い」を介入内容とした無作為化比較臨床研究に関しては、介入群45名と対照群43名が事後テストまでを完了し分析も終了した。「食事療法のつらさ」「食事・運動等の療養行動」「糖尿病コントロール状況:HbA1c」への介入効果に関して分析した結果、「食事・運動等の療養行動」の一部に関して介入群と対照群に有意な差がみられ、介入群の行動の方がよかったが、「食事療法のつらさ」「糖尿病コントロール状況:HbA1c」に関しては、有意差は認められなかった。

現在までの達成度 (区分)
理由

24年度が最終年度であるため、記入しない。

今後の研究の推進方策

24年度が最終年度であるため、記入しない。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2012

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 看護実践モデル「看護の教育的関わりモデル」開発者の立場から考える専門性2012

    • 著者名/発表者名
      河口てる子
    • 学会等名
      第17回日本糖尿病教育・看護学会学術集会
    • 発表場所
      国立京都国際会館
    • 年月日
      20120929-20120930

URL: 

公開日: 2014-07-24  

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