研究課題
本研究は、市場経済化のために制定された法制度がモンゴルの社会および自然環境に与えている影響をモンゴルの研究者・実務家との共同研究によって調査することにより、市場経済と環境保全の両立を目指す政策・法制度をモンゴル人研究者・実務家が立案することを支援することを目指している。この目的のために、2009年度には以下の3つの活動を行った。1.研究方針の確定研究方針・日程を確定するために、研究分担者・連携研究者・研究協力者が出席する国内研究会を開催した。2.予備調査の実施モンゴルで3つの班による予備調査を実施した。法制度調査班は、民法・行政法・土地法・環境法の現状を調査した。社会影響評価班は、都市・牧地での土地利用状況を調査した。自然科学調査班は、鉱物資源開発跡跡地での水質調査を実施した。これらの予備調査の成果を踏まえて、次年度以降に本格的な調査を実施する予定である。3.現地の研究拠点の構築本研究の現地拠点として、モンゴル国立科学技術大学に名古屋大学フィールドリサーチセンターを2009年9月に開設した。本センターは、現地調査で収集した岩石等の資料を分析するラボ機能を持つので、日本に資料を持ち帰る費用・時間を大幅に節約することが可能となった。また、本センターで日本人研究者とモンゴル人の若手研究者・実務家が共同で研究することにより、次世代のモンゴル人研究者・実務家を組織的・継続的に育成する体制を構築することができた。
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ノモンハン事件 (ハルハ河会戦) 70周年 2009年ウランバートル国際シンポジウム報告論文集 1
ページ: 519-530
福岡大学法学論叢 54巻4号
ページ: 361-399
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社会体制と法 10
ページ: 14-26
福岡大学法学論叢 54巻1号
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福岡大学法学論叢 54巻2・3号
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