研究課題/領域番号 |
21251004
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応募区分 | 海外学術 |
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
加藤 久和 名古屋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 名誉教授 (70283380)
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研究分担者 |
足立 守 名古屋大学, 博物館, 特任教授 (10113094)
吉田 英一 名古屋大学, 博物館, 教授 (30324403)
市橋 克哉 名古屋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (40159843)
山本 鋼志 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (70183689)
束田 和弘 名古屋大学, 博物館, 准教授 (80303600)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 基礎法学 / 環境政策 / 国土保全 / 地質学 / 国際協力 |
研究概要 |
本研究は、市場経済化のために制定された法制度がモンゴルの社会および自然環境に与えている影響をモンゴルの研究者・実務家との共同研究によって調査することにより、市場経済と環境保全の両立を目指す政策・法制度をモンゴル人研究者・実務家が立案することを支援することを目指している。 24年度は、①定着過程にある牧地における土地法制の影響を明らかにするための中央県・ホブド県での牧民への調査(24年8、2月)、②鉱物資源開発の影響を明らかにするための中央県での鉱山開発周辺地での調査での水質調査(24年9月)、③民法・土地法・行政法・環境法の現状を明らかにするためのウランバートル市で法務内務省・裁判所・国立大学法学部・国立法律研究所での調査(24年6、9月)を実施した。また、④市場経済化に伴う環境法制の問題を検討するための行政訴訟に関するセミナーを行政裁判所と共催(24年9月)、⑤モンゴルの鉱物資源開発に関する他の科研費との共同のセミナーを国立民族学博物館で開催(25年2月)、⑥鉱物資源による土壌・水質汚染の実態とそれを防止するための法制度の構築に関するセミナーをモンゴル国立法律研究所で開催(25年3月)した。 これらの活動により、市場経済過程のモンゴルにおける土地利用や鉱物資源開発の問題点について、民法・行政法・法社会学・地質学・環境科学の立場から明らかにした。今後はこれらの研究成果を日本語・モンゴル語・英語で刊行していく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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