研究課題/領域番号 |
21251011
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
人文地理学
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研究機関 | 国立民族学博物館 |
研究代表者 |
池谷 和信 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 教授 (10211723)
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研究分担者 |
高井 康弘 大谷大学, 文学部, 教授 (00216607)
上田 元 東北大学, 環境科学研究科, 准教授 (10241514)
上羽 陽子 国立民族学博物館, 文化資源研究センター, 准教授 (10510406)
篠田 孝 大東文化大学, 国際関係学部, 教授 (20187371)
佐藤 廉也 九州大学, 比較社会文化研究科, 准教授 (20293938)
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連携研究者 |
渡辺 和之 立命館大学, 文学部, 非常勤講師 (40469185)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | 環境史 / 遊牧 / 家畜飼育 / 熱帯 / 農民 / 資源利用 |
研究概要 |
現代社会では、野生動物の保護や生物多様性の維持について関心が高いが、在来家畜の多様性は軽視されてきた。いくつかの地域では、家畜種は絶滅の危機に直面している。同時に、これまで乾燥帯における家畜飼育についての研究は多いが、湿潤帯における家畜飼育への注意はあまり払われていない。本研究では、バングラデシュやタイやケニアの豚飼育、ラオスやインドやエチオピアでの牛飼育が研究テーマに選ばれた。例えば、バングラデシュの豚飼育では遊牧形態をとり、デルタの自然資源が有効に利用されている。この研究では、熱帯の家畜飼育の技術や持続的な資源利用の実態が明らかになり、在来家畜の維持と保護が重要であることが指摘された。
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