研究課題/領域番号 |
21300005
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
亀山 幸義 筑波大学, システム情報系, 教授 (10195000)
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研究分担者 |
浅井 健一 お茶の水女子大学, 人間文化創成科学研究科, 准教授 (10262156)
五十嵐 淳 京都大学, 情報学研究科, 教授 (40323456)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
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キーワード | プログラム言語論 / プログラム生成 / 型システム / 高信頼ソフトウェア / プログラムの論理 |
研究概要 |
本研究の最終年度である平成24年度は,『計算エフェクトを持つコード生成のためのプログラム言語』についてこれまで研究してきた基礎理論、計算体系と型システムの設計・実装、応用例の作成の各項目に関してまとめとなる研究を行った。特に、種々の計算エフェクトを表現する万能性を持つ「限定継続」と呼ばれるコントロール・オペレータを、コード生成のための計算体系に導入し、型安全性を保証するための研究を行い、その型推論器の作成、名前呼びコントロールオペレータの体系の定式化と推論体系の確立、正しさの保証された型主導部分計算器の設計と作成などを行った。 これまでの研究成果を集約し、新たな応用への方向を模索することを目的として、国際研究集会(NII湘南セミナー, 和文題目「ステージ化プログラム言語理論と高性能計算」)を主催し、世界のトップレベル研究者20名以上の参加を得た。この集会では、本研究をはじめとするプログラム言語研究の成果を、高性能計算の研究に役立てるためにはどうしたらよいか、という視点での議論を行った。この会議の成果の1つとして、高性能計算分野におけるプログラム生成の課題となる問題群を集めて、Shonan Challengeという名称で公開し、この分野の研究の更なる発展に貢献した。 また、本研究課題の成果をまとめ発信するため、ステージ化計算に関するワークショップを2013年2月に2日間にわたり開催した。ここでは本研究課題のまとめとなる発表7件のほかに、ゲストによる講演を行い、本課題の成果を発信した。
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現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
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