研究課題/領域番号 |
21300019
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
李 頡 筑波大学, システム情報系, 教授 (50251046)
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研究分担者 |
海老原 義彦 筑波大学, 名誉教授 (00101155)
亀田 壽夫 筑波大学, 名誉教授 (10011660)
加藤 ジェーン 名古屋大学, 情報科学研究科, 准教授 (70251882)
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研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2014-03-31
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キーワード | アドホックネットワーク / センサーネットワーク / 情報システム評価 / 情報システム管理 / 無線ネットワークセキュリティ / 情報システム信頼性 / 情報サービスイノベーション |
研究概要 |
今年度では、信頼性と安全性の観点から情報サービスイノベーションを考慮した異種ネットワークのアーキテクチャ、管理及び評価の原理及び実現手法についてより深く研究を行ってきた。また、解明した管理と評価の基盤技術を用いて、情報サービスイノベーションの原理と手法の確立を目指し、その実用化についても研究を行った。それらの研究結果は国際的な論文であるIEEE Transacations on Parallel and Distributed Systems (IEEE TPDS)、IEEE Journal on Selected Areas in Communications (IEEE JSAC), IEEE Transactions on Wireless Communications (IEEE TWC)、及び国際会議IEEE Wireless Communication and Networking Conference (IEEE WCNC)などで発表・採択され、ある程度に評価されている。 1. 信頼性と安全性の観点から、高信頼性と高安全性を持つセンサ・アドホックネットワークのアーキテクチャの特徴と構造を解明し、その信頼性と安全性の管理と評価原理と実現する手法を明らかにした。 2. センサネットワークの重要な応用である目標の追跡について、その原理と有効的な手法を提案し、評価を行った。それにより、今後自然環境分野での目標追跡と収集は可能になる。 3. 一つの有線・無線・センサネットワークを構築していた。そのネットワークの上に、提案した管理評価技術の検証及び情報イノベーションを考案している。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本研究では、異種ネットワークの安全性、省電力性、性能、信頼性などについて統合的に研究してきている。また、情報サービスイノベーションの原理と手法の確立を目指し、その実用化についても研究を行った。それらの研究結果は国際的な論文であるIEEE Transacations on Parallel and Distributed Systems (IEEE TPDS)、IEEE Journal on Selected Areas in Communications (IEEE JSAC), IEEE Transactions on Wireless Communications (IEEE TWC)、及び国際会議IEEE Wireless Communication and Networking Conference (IEEE WCNC)などで発表・採択され、ある程度に評価されている。
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今後の研究の推進方策 |
引き続き信頼性、安全性及び省電力の観点から情報サービスイノベーションを考慮した異種ネットワークのアーキテクチャ、管理及び評価の原理及び実現手法について研究を行う。さらに、異種ネットワークの情報サービスイノベーションに力を入れる。
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