研究課題/領域番号 |
21300030
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
長谷山 美紀 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (00218463)
|
研究分担者 |
小川 貴弘 北海道大学, 情報科学研究科, 助教 (20524028)
荒木 健治 北海道大学, 情報科学研究科, 教授 (50202742)
|
研究期間 (年度) |
2009-04-01 – 2013-03-31
|
キーワード | 映像データ処理 / 映像検索 / メタデータ付与 / メディア横断 |
研究概要 |
映像検索は、一般に映像データに付与されたメタデータを指標として行われる。高精度なセマンティックメタデータを付与できたとしても、その検索の方式は、キーワードの提示を要求する検索形態に限定され、ユーザの曖昧な要求に応えることはできない。これは、画像や映像、さらには、音楽などのメディアが、固有に保持する性質であり、WWWにおけるテキスト検索にみられる、テキストメディアの性質とは大きく異なる。更に増え続けるディジタルコンテンツを前にして、ユーザが望むコンテンツにいかにして効果的に辿り着くかを考える時、ユーザの曖昧な要求に応える検索環境の実現は必須であり、マルチメディアコンテンツに固有の検索理論の構築が望まれる。本研究では、理論構築に必要な一手法である、ユーザが映像や画像、音楽などをクエリとして与えた場合に望む映像や画像、音楽を推定し、効果的に提示可能なメディア横断型検索手法を提案する。本手法により、多様なメディアのコンテンツの視聴履歴から、個人の嗜好を抽出し、異種メディア間での検索を可能とすることで曖昧なユーザの検索要求に応えるための技術が実現される。異種メディアを横断する検索手法は、提案されておらず、独創的かつ先駆的研究アプローチといえる。 このような研究目的の下、昨年度に引き続き、「嗜好モデルの類似性の可視化システム」の実現のために、「ユーザー嗜好モデルの類似性の可視化システム」のソフトウェアによる実現を試みた。また、本研究で提案した各種手法について公開に向けたソフトウェアの整備を行った。
|
現在までの達成度 (区分) |
理由
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|
今後の研究の推進方策 |
24年度が最終年度であるため、記入しない。
|