• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2009 年度 実績報告書

脳波に基づく生体情報を利用した意味的・感性的マルチメディア検索に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21300036
研究機関徳島大学

研究代表者

北 研二  徳島大学, 高度情報化基盤センター, 教授 (10243734)

研究分担者 獅々堀 正幹  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (50274262)
柘植 覚  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 講師 (00325250)
土屋 誠司  同志社大学, 理工学部, 助教 (70452654)
キーワードマルチメディア / 情報検索 / 脳波情報
研究概要

1. 脳波計測および信号解析のための計算機環境整備
脳波計測装置を購入し、脳波計測・解析関係のハードウェアおよびソフトウェア環境の整備を行った。また、感性スペクトル解析システムを利用して感性状態を推定するための予備のな実験を行うとともに、実際の脳波データから感性スペクトル解析時に使用する感性マトリクスを推定することを試みた。
2. マルチメディア・コンテンツに対する脳波データの収集
研究室内の学生の協力を得て、画像コンテンツを見たときに誘発される脳波データの収集を行った。画像コンテンツとして、風景、人物等の数種類のカテゴリに属する各画像に対し、数名の被験者の脳波データを収集した。
3. マルチメディア・コンテンツの意味的・感性的検索モデルに関する研究
すべてのマルチメディア・コンテンツに対し、脳波に基づく感性的特徴を付与することは現実的に不可能であるので、感性的特徴と従来型のコンテンツ特徴量との相関に基づき、感性的特徴が未知の場合にも対処できる方法について検討した。今年度は、画像コンテンツから得られる画像特徴量と感性状態との間の相関関係を多変量解析における正準相関解析を用いて推定した。画像特徴量として、色特徴を表すColor Correlogramとテクスチャ特徴を表すLocal Binary Patternの2種類を用いたが、ある種の画像特徴と感性的特徴の間には相関があることを明らかにした。

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2010

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] A Skeleton Extraction and Pruning Algorithm based on Bisector Angle2010

    • 著者名/発表者名
      Le Zhang, Kenji Kita
    • 学会等名
      The Sixteenth Korea-Japan Joint Workshop on Frontiers of Computer Vision
    • 発表場所
      安芸グランドホテル(広島県)
    • 年月日
      2010-02-05

URL: 

公開日: 2011-06-16   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi