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2010 年度 実績報告書

脳波に基づく生体情報を利用した意味的・感性的マルチメディア検索に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 21300036
研究機関徳島大学

研究代表者

北 研二  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 教授 (10243734)

研究分担者 獅々堀 正幹  徳島大学, 大学院・ソシオテクノサイエンス研究部, 准教授 (50274262)
柘植 覚  大同大学, 情報学部, 准教授 (00325250)
土屋 誠司  同志社大学, 理工学部, 助教 (70452654)
キーワードマルチメディア / 情報検索 / 脳波情報
研究概要

1.マルチメディア・コンテンツに対する脳波データの収集
研究室内の学生の協力を得て、画像コンテンツ、映像コンテンツ、音楽コンテンツから誘発される脳波データの収集を行った。画像コンテンツに対しては、21年度と同様に、風景、人物等の数種類のカテゴリに属する各画像に対し、数名の被験者の脳波データ収集を行った。映像コンテンツに対しては、被験者に約2時間の映画を視聴していただき、その途中の315発話に対する発話者の感情を推定してのアンケート調査および脳波データ収集を行った。音楽コンテンツに対しては、さまざまなジャンル、年代の楽曲を選定し、楽曲中のサビと思われる箇所30秒を被験者に聴かせた際の脳波データ収集を行った。
2.感性的特徴量の抽出および感性的検索に関する研究
脳波データから感性的な特徴量を抽出する手法として、感性スペクトル解析法に得られる4次元の感性ベクトル、および、脳波電極間の相互相関係数より得られる135次元の特徴量の2つについて検討した。また、画像コンテンツを対象に、color correlogramとlocal binary patternという2種類の画像特徴量と感性ベクトルとの間の関係を正準相関分析により解析し、得られた相関係数および正準変量に基づく画像検索システムの試作を行った。
3.音楽コンテンツ特徴量の抽出に関する研究
音楽コンテンツから、MFCC (mel-frequency cepstral coefficient)に基づくフィルターバンク特徴量を抽出する手法について検討を行った。

  • 研究成果

    (2件)

すべて 2011 2010

すべて 学会発表 (2件)

  • [学会発表] フィルタバンク特徴量とEarth Mover's Distanceを用いた音楽検索2011

    • 著者名/発表者名
      柘植覚
    • 学会等名
      情報処理学会音楽情報科学研究会
    • 発表場所
      九州大学(福岡県)
    • 年月日
      2011-02-12
  • [学会発表] 感性特徴と画像特徴の相関関係に関する研究2010

    • 著者名/発表者名
      岸本諭
    • 学会等名
      電気関係学会四国支部連合大会
    • 発表場所
      愛媛大学(愛媛県)
    • 年月日
      2010-09-25

URL: 

公開日: 2012-07-19  

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