研究概要 |
成果は次の三つにまとめられる:(1)オーダ数に関する時系列マイニングから,オーダ数の時間的ふるまいから病院全体の動態,病院全体のプロセス管理がどうあるべきかについての指針が得られた。(2)看護オーダ数の時系列変化についてマイニング手法を適用することで,看護のオーダが,症例共通,症例固有のものに分類できた。(3)クリニカルパスによって進捗管理している疾患に関しては,パスで設定されている診療行為の実効性を評価できるとともに,本来パス上に設定されていないが,必要である診療行為の存在を発見し,クリニカルパスの更新の必要性をデータから検証できた。
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