研究課題
基盤研究(B)
網膜における視覚情報処理機構を検討した。第2次ニューロンである双極細胞は同じサブタイプの双極細胞と樹状突起間でギャップ結合を介して電気的に結合していた。また、双極細胞の軸索終末部にはアマクリン細胞を介する反回性の局所抑制入力と広い領域からの側抑制入力があった。いずれの入力も同じ化学伝達物質を介していたが、シナプス伝達特性は異なっていた。側抑制の活性化には電気的に結合した双極細胞群の興奮が必須であった。
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The Journal of Neuroscience
巻: 30(27) ページ: 9260-9270
DOI:10.1523/JNEUROSCI.1590-10.2010
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/psy/