研究課題
基盤研究(B)
ヒトの顎運動は回転と並進が混在した複雑な動きであり、顎運動機能の診断には正確かつ的確な運動の把握が必要とされる。本研究は顎運動障害の診断支援と咀嚼機能の評価が可能な情報提示システムの開発を行った。計測システムの性能向上の検討により、測定誤差0. 1mmの運動測定精度を実現し、従来は困難だった咀嚼中の上下歯の接触や干渉状態の把握が可能になった。また、定量的な評価が困難であった咀嚼運動を基本運動モードの合成として考えることにより、顎運動を統一的に考えることができ、定量的な評価が行えることを示した。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 2件) 学会発表 (6件) 備考 (1件)
Journal of Biomechanical Science and Engineering
巻: Vol.7, No.22 ページ: 223-236
バイオメカニズム学会誌
巻: Vol.36 No.1 ページ: 9-12
顎顔面バイオメカニクス学会誌
巻: Vol.16, No.1 ページ: 1-6
http://www.mech.titech.ac.jp/~inouhp/