研究課題
基盤研究(B)
加齢や肥満により大動脈などの中心動脈の伸展性は低下する。中心動脈伸展性の低下は心血管疾患の独立した危険因子となる。一方、習慣的な有酸素性運動は中心動脈伸展性を増大させるが、そのメカニズムは不明な点が多く、十分に明らかになっていない。本研究では、有酸素性運動トレーニングによる中心動脈伸展性増大のメカニズムに抗炎症作用を有するペントラキシン3(PTX3)が関与するか否かを検討した。本研究における肥満者や閉経後女性などを対象にした検討により、習慣的な有酸素性運動が動脈伸展性を増大させるメカニズムにPTX3が関与する可能性が示唆された。
すべて 2012 2011 2010 2009 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件) 学会発表 (3件)
Artery Research
巻: (in press)
DOI:10 1016/jartres.2012.01.006
Medicine & Science in Sports & Exercise
巻: 43 ページ: 12-17
Applied Physiology, Nutrition, and Metabolism